又神的(ゆうしんてき)deussive

S「ううむ、どうも調子悪いと思ったら、これはもしかしたら風邪ひいたかな……頭がぽわ〜んとしてる。というわけで、ちょっとまだ生煮えですが、こういう単語を考えてみました。後日また加筆修正するかもしれません」
M「別に無理して書かなくてもいいのに……」
S「いや、こういうことは初期段階では習慣づけとかないと。飽きっぽい性格だし。
で、又神的deussiveというのは何かというと、先日ふとスピノザのことを調べてたら、彼の『神即自然』という命題はラテン語表記でdeus sive naturaであると知って、そこから妄想連想しました」
M「なんでいきなりスピノザなんですか。というか、誰ですかスピノザって。『神即自然』ってのは一体」
S「えーと、それはだね、ざっくり言ってしまうと、

高度に発達した唯一絶対神は、自然もしくは全宇宙と区別がつかない、であるがゆえにみんなちょっと落ち着け

……みたいな考え方のことです。いわゆる汎神論ですな。上記一文の気持ちを一言で表現するための形容詞がdeussive、名詞形はdeussivenessかdeussivityかな」
M「それにしても、そのパターン好きですね」
S「クラーク落ちは便利なのだよ。ちなみに、場合によってはdeussive naturaと、つなげて綴る場合もあるっぽいのですが(ラテン語の接続詞はそのへんが案外と融通きくのです)、新城のは完全に英語の形容詞にしちゃってるとお考えください」
M「こんな単語、どういうシチュエーションで使えっていうんですか」
S「それは……うーむ……たとえば、

そういう又神的なことばかり言ってると、血の気の多い保守派に狙われるわよ。さっさとご飯食べて早く寝なさい

……とか?」
M「どんな夕餉の団欒ですかそれは!」