G15あらためG20 vs. 新型インフル……で新城カズマが気になってること

X「というわけで日本国内での二次感染が始まってメディアが騒いでるが、俺なんか『何を今さら』という感想しかないんだよ」
S「ってまたそんな過激な」
X「だってそうだろ。米国の患者は数千人規模だし、英国だって100人単位だ。おまえが気にしてるG15どころか、G20で見たって、経済活動が活発で繁栄してる先進国・新興国は軒並みだぜ。水際作戦に全力尽くすよりも、上陸されてからの封じ込め策に重点置くべきだっつうの。ていうか、まず全国民は『復活の日』(by小松左京)を読め! いや、むしろ全人類が読め!」

M「ってやっぱり貼るんですか!」
X「いいじゃん、べつに。なんなら草刈正雄主演の映画版も貼ってやろうか」
M「けっこうですっ!」
S「まあまあ落ち着いて。ちなみにそのG20なんですが、ひとつ気になってることがあるんですよ。日本とトルコで患者が確認されて、これでG20諸国は一様に患者が居ることになるんですが……一国だけ例外があるんです」
X「え、まじで?」
S「ええ。新城の見ているのはFluTrackerとかウィキペディアが主なんですが、南アフリカ共和国からの感染確認報告だけが見当たらないんですよね*1……たしかにGDP購買力平価だと南アはそれほど上位じゃないんですが、それなりに大きな経済圏だし、英連邦の一員だし、ちゃんとG20という枠組みにも入ってるし」
M「単に報告が遅れてるだけなんじゃないんですか?」
X「あるいは、南半球のインフルエンザ流行は7月がピークだっていうから、これから増えるとか」
S「でも同じ南半球で英連邦のニュージーランドは、かなり早い段階から患者も出てるんです。うーん、なんだろう。とはいえ、誤解しないでほしいんですが、患者が出て欲しいって言ってるわけじゃないんですよ。そこのところお間違えなく。もしかしたら今後のインフルエンザ対策のヒントになるような何かがあるのかもしれないし」
X「ふーむ。でもそう言われると、G20諸国で患者を確認してない国が一つだけあるってのは、たしかに気にはなるわな」




(微妙な沈黙)








M「うわ、ちょっと目を離した隙に貼られてるし!」
X「わはははは」





追記:
S「そういえば、こんなニュースもありました:

M「うわあ……高度に発達した現実はSFと区別が……」





その翌日の追記02:
S「という話をエルスのスタッフにしたら、以下の情報を教えてもらいました:

そんなこんなで、今回のは自然発生的というのがWHOの公式見解だそうです」
X「そのほうが怖いんじゃないのか、しかし」
S「うーむむむ」

*1:すみません、サウジアラビアを忘れてました。あとロシアの報告例も消えたままなので、FluTracker表示の最新版を信じるならば、G20の中でまだ3ヶ国は患者確認例ゼロということになります。