新型インフルで世間は盛り上がってるみたいですが記念! この5ヶ月の散歩男爵をふりかえるのコーナー

S「というわけで気がつけばもう5ヶ月たってるわけですが。今回は、ブログ本体ではなくて、Twitterのほうで好評をいただきました、つぶやきベスト5をふりかえってみたいと思います」
X「Twitterって、そこの右上にある緑色の四角いあれか」
S「それです。更新が楽だし、メモにもメールにも使えるし、他のみなさんのつぶやきも大変参考になるので、最近はかなり重宝してますよ。あと、そこ経由で新城のTumblrにも連動してますが、そっちも大変便利です。では、このへんを参考にしつつ総合的に判断しました『つぶやきベスト5』、まずは5〜3位:

5, Twitter+Tumblr+はてな諸機能を「自分の思考メモを外へむけて公開する」感覚で始めてみた……ら、いつのまにか「たくさんの人やサイトが自分の思考を修正加工善導するために内にむかって流れ込んでくる」感覚へと移行していた……うーむ面白い。これぞTweegle時代の感性?(4:20 AM Apr 4th webで):http://twitter.com/SinjowKazma/statuses/1447193747

4, 「2009年夏の新城カズマが、2005年夏に刊行され(て2003年夏を舞台にし)た新城カズマの『サマー/タイム/トラベラー』を読み直してみる@ついったー」……というのは面白いかも。twimblreadingの新たなるパターンとして。(1:10 AM May 15th webで):http://twitter.com/SinjowKazma/statuses/1796278636

3, キャラ(のセリフ)案:「優生学に反対だとおっしゃるなら、皆さん全員できるだけ不細工な相手を見つけて結婚するがいいわ!」(5:58 PM Jan 17th webで):http://twitter.com/SinjowKazma/statuses/1125851665

M「なんですか、これ」
S「いや、まあ、思いついちゃったんで。3位のこれは当初ダントツに好評だったやつですな。あと、Twitterの性質上、前後のつながりがないとわかりにくいネタもあるので、詳細ご覧になりたい場合はTwitter本体を参照してください。では続いて2位!」

2, メモ:架空の他者の内に感情や悟性を想定することと、架空の他者の言動(について書かれた文章)を自分についてのことだと思い込むこととの間には、大きな隔たりがあるのだが、実はどちらも日本語では『感情移入』観念に含まれてしまう……そも感情移入とは何なのか/どこまでを言うのか?(8:10 PM Mar 25th webで)

M「お、なんか急に真面目に」
S「そういう時もあるのだよ。そして1位は!:

1, 就活とか婚活とかヘンテコリンな省略日本語が増えたなあ……と思ってるうちに、ふと「あなたたち、それよりもまず生活(=人生活動)なさい!」と叱る女教師キャラ(眼鏡付き)を思いつきましたが、如何でしょう>全世界(4:47 PM May 11th webで)

M「なにやってんすか昼間っから……」
S「そういう時もあるのだ。ちなみに、グランプリはこちらの一連のつぶやきでした!」
M「って1位で終りじゃないんですか! ベスト5って言ったくせに!」
S「まあ細かいこと言わずに:

@mawaru わあ、それはもうしわけありません!……新城も勉強しなおしてきます。ちなみに今、新城に言及した某氏につぶやき送ったら「釣り乙」と言われてしまい^_^;)。どうしよう、ブログに書いたら信用してもらえるのかな……逆に「信じてもらえない状態」を続けたほうが面白いのか?……(1:07 AM Apr 25th webで mawaru宛)
……「新城カズマであることを(100%は)信じてもらえてない状態」というのも、これはこれで、けっこう貴重な体験なので……ううむどうしよう……求むエレガントな解答!>全世界(1:09 AM Apr 25th webで)
ここで「待てよ、本当に僕は新城カズマなんだろうか?」と続けると→ディック的世界。「実は君も僕も彼も新城なんだよ:浜辺でお茶でも飲もう」→バラード(中期)。「……はっ!ここで目覚めたってことは俺は新城2.0!」→ヴァーリイ。「そこまでだ!チューリング法により(以下略)」→ギブスン。(1:15 AM Apr 25th webで)
「貴方は火星の新城カズマの幻なのよ……」→ブラッドベリ。「R・新城、君の論理には重大な誤謬がある」→アジモフ。「俺は俺で俺なんだ!酒飲んで開拓して時間を超えようぜ!」→ハインライン。「お前たちの到達できない処に新城カズマは居て、お前たちを見つめ返しているのだ!」→ハーバート。(1:21 AM Apr 25th webで)
@mawaru うーむ確かに考え始めると難しい問題ですな……そもそも「あのブログを書いてる新城」と「あの小説を書いた新城」が同一かどうか、ネットだけで証明するのは非常に難しい……^_^;)(1:22 AM Apr 25th webで mawaru宛)
@you1 「そうか、私は実はtwitter上のbo……」→東京の一角で閃光&爆発→以下ディックの名作短篇世界へ。(1:23 AM Apr 25th webで you1宛)
@mawaru お、それはエレガントな解決かも^_^)。「そうだよヴァージニア、新城カズマはほんとうにいるんだ」「じゃあパパ、彼の新刊はいつ出るの?」「ぎくっ」なんちて。……いや、もうじき出ますよ! いろいろと! 9月からは例の3000枚の大長編が!(1:32 AM Apr 25th webで mawaru宛)

……という一連の流れが、ずいぶん盛り上がりました」
X「なんか隣の人がケータイで会話してるのを、こっち半分だけ聴こえてるみたいな感じだな」
S「つぶやいてた新城本人は、ラジオの海賊放送やってるような気分でしたけどね。実際、ブログ文体の未来というのも、深夜の若者向けラジオ番組のDJの語り口に正解があるのかもしれない……と思うことありますし。伊集院光先生、いやさ師匠、尊敬してます!
X「たしかに俺も学生時代はいろいろ聴いてたなあ……どっちかってえとオールナイト・ニッポン派だったけど」
S「ついでながら、Tumblrのほうでいちばん好評をいただいたのはこのへんでした」
M「(リンク先を覗き込んで)うわー! そういうデンジャラスな発言は控えてくださいよ!」
S「いやー、ははは。ていうか『ザ・コクピット』シリーズとか大好きですよ新城は。いやほんとに」