とゆわけで「新城カズマの #tokyo404 (トーキョウ・ヨンマルヨン)刊行記念企画」のルール、かんがえてみました
- #tokyo404 刊行記念として新城カズマが3月15
~16日以降にときどき「都内で住所不定」になってみる- 上記の期間中、新城カズマはできるだけ己の現在位置を(当人または友人知人のツイッタ等を経由して)公開する
- …と思ってたのですが、なんか花粉がすごいらしいので「都内某所に潜伏してる新城カズマを、『二十の扉』の要領で推測して会いに行く」形式に少々変更しますです^^;
- ツイッタ経由で、
おひとりさま3回まで、yes/noで答えられる質問を回数無制限で新城カズマにしてもよい、とします - それで新城の居場所がわかった方は、直接会いに来てサインをねだるか、ツイッタのダイレクト返信機能(っていうんでしたっけ)で直接新城に答えを送信して、正しい場合は当日の参加者=下記のタグを使って質問した方全員が近日中に「ツイッタ経由でもらえる特別プレゼント」をゲットできます
- もちろん友人知人に協力をあおいで、そちらのアカウント経由でガンガン質問するのはOKです
- その際のハッシュタグは(基本的に) #tokyo404 とする
- 同期間中に新城カズマを見かけた読者の皆様は、サインをねだってもよい
翌週に正式刊行される #tokyo404 を買います!と約束してくれた方には、新城は手書きの「ジンジャーエンジェルくん」をプレゼントする- サイン用の筆記用具はできるだけ新城のほうで用意しますんで、御心配なく
- 動画・静止画の撮影は、後ろ姿までならOKです
- …と書いたら「じゃあ****してる最中でも、後ろ姿なら撮影OKなんですね!」というツッコミがありましたので^^;上記項目は「正面からのアップとか****してる最中の撮影は御遠慮ください」ってことでヨロシクです
- とびどぐもたないでください
- 上記の期間中、新城カズマはできるだけ己の現在位置を(当人または友人知人のツイッタ等を経由して)公開する
- おなじく3月下旬〜GWあたりまで、新城カズマが各地の書店にふらりと立ち寄り、著書にサインをして去ってゆく
- とはいえ、勝手に現れて勝手にサインするのも流石にアレなので、いちおう事前に書店さまの許可を得てからということで…
- 上記の期間中、新城カズマに来店してサインしてってほしいなあ〜という書店(員)さまは、ツイッタの返信なりRTなりDなりで @sinjowkazmaまで御一報ください:具体的な出没日時等御相談したく思います
- その他不明の点は応相談で
ニコ動から返信が来た…ので
S「そんなこんなで昨晩のうちにニコ動さんから返信が来てました」
M「え、もうですか。速いなあ。で、結果は?」
S「結果は……」
M「ドキドキ」
- -
審査結果 : 可
- -
S「…だそうです」
M「ありゃ、一発合格したんですか」←ちょっとだけドタバタを期待していた
X「あぁなんだ。可不可の可ね。優良可のほうじゃねえのか」
M「わはは。で、このあとはどうなるんですか」
S「えーと、次はチャンネルツール発行フォームというのを送信するみたいだね。お、注意書きがある…『開設前に内容について再度審査がございますのでご注意下さい』だって」
M「二次試験ですか?」
S「はてさて、どうなりますやら…以下次号!」
M「(このネタでしばらく引っ張るつもりだな、この人…)」
数分後:
S「そういえば、いつのまにかこのブログの下のほうに広告が表示されるようになってるんだけど…」
M「あ、ほんとだ。(検索する)なんか規約改正があったみたいですよ」
S「うーむ:もうちょっとカッコイイ感じで表示してくれりゃあ別に文句ないんだけど…これはちょっとナニがアレなデザインだなあ…ニコ動にするかどうかはともかく、そろそろ本格的にお引っ越しの季節かも…」
M「ニコ動じゃなかったら、どこに行くんですか。Tumblrですか?」
S「あれはあれで興味深いんだけど、長い文章だと一覧性がちょっとなあ…」
X「そういう時こそ皆の叡智を集めるのだ!」
S「なるほど:というわけで、新城カズマのブログを引っ越すとしたらどこが良いのか、皆さんの御意見募集中〜! とりあえず一次〆切として、今月いっぱいってことでヨロシクおねがいします!」
X「素敵な情報を教えてくださった方には…そうだな、次に出る新刊をサイン入りでプレゼントしよう」
S「え、まじすか」
X「まじだ。そんくらいの価値はあるだろ」
『物語工学論』文庫化!で、幻の「あとがき」がこんなところに
- 作者: 新城カズマ,kyo
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2012/05/25
- メディア: 文庫
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S「というわけで文庫版に入らなかったあとがきが、以下にございますので」
M「ほほー」
あとがき
S「えっと、あとがきです」
M「って新城さん、なんでいきなり新井素子先生のあとがき書き出しをパクるところから始めるんですか。ここは真面目に、新しい読者層にむけて文庫版『物語工学論』を売り込むところでしょうに。ていうか、僕ことMはあくまで新城さんのブログやツイッタで架空会話の相方をつとめるのが本業のキャラクターであって、なんの説明もなしに登場させちゃダメでしょ」
S「いいじゃないか、便利なんだし。キャラクターというものは、読者の便宜を図るためならば、どこでどれだけ登場させてもいいのだ! ちなみに新井素子さんの有名な書き出しをなぞっているのは、先輩SF作家さんという意味合いでのオマージュもしくは本歌取りであって、パクリとは違いますんでそこんとこよろしく」
M「そうかなあ、単に楽をしようとしてるとしか思え……もがもが」
S「(M君の口をふさぎながら)というわけでこの度めでたく文庫化と相成りまして、これからもよろしくご愛顧くださいませ。最初の単行本バージョンよりも一層コンパクトにまとめ直しまして、実用書・読み物としての側面を強調しつつ持ち運びにも便利、通勤通学途中の空き時間に、旅先の御伴に、はたまた冠婚葬祭の記念品にも最適の」
M「なにをムチャクチャ言ってるんですか。そういえば、以前にあった理論篇とか一覧表とかが収録されてませんよね。あれはあれで味があって僕わりと好きだったんですが」
S「いやー、ぜんぶ入れたかったんだけど価格とページ数の関係がナニしてアレになってしまうのでゴニョゴニョゴニョ」
担当「理論篇など物語工学のさらなる深淵を堪能したい方は、ぜひ単行本バージョンも併せてお買い求めください〜(と走り去る)」
M「わ、誰かと思ったら今のは文庫版の担当編集さん。いいんですか、勝手に登場させちゃって」
S「いいんです。もしアウトだったら校正の段階でカットされてるはずなので、どのみち読者さんの目にはふれないし」
M「(編集作業の過酷さを知らないもんだから勝手に遊び始めてるな、こいつは……これだから作家という人種は)」
S「でも最近の新城は、もちろん本業は作家なのですが、同時に『思いついた論理的妄想や未来予測や無茶だけど実現可能なアイデアを文章・音声・動画で発表する人』という方向にも興味が出てきてるんだよ」
M「勝手に人の内心を読まないでください! それはともかく、今回の内容はあくまでも入門篇なわけですよね。単行本にもそう書いてありましたし。応用篇って出るんですか、今後」
S「ふふふのふ、それは何を隠そう……」
M「出るんですか!」
S「この文庫版の売れ行き次第でございます。もし可能ならば、次はぜひとも〈悪役〉や〈ヒロイン〉に絞って、もと詳しくお伝えしたいなあ、と。そんなこんなで今後とも、隅から隅までずずずいいーーっと、よろしくお願いいたします……(深々とお辞儀をしているところへ、緞帳がゆっくりと下りてくる:客席のライトが明るくなる中、万雷の拍手は鳴り止まない)」
M「って歌舞伎座の顔見世ですかっ!」以下、次巻に続く!(かもしれない)
M「……これじゃ普段のブログと変わらないような気が」
S「そうとも言うね^^」
M「(原稿を再利用してブログ書けたもんだから、機嫌がいいんだな……まったくこの人はほんとうにもう……)あ、そういえば。はてなからタンブラに引っ越す計画はどうなったんですか」
S「まだ計画中です。めんどくさいので」
M「………………」
S「でも夏には『サマー/タイム/トラベラー』のツイッタ読書会とか、『島津戦記』を都内&ツイッタで体験する面白ゲーム開催とか、考えてますんで、今後もよろしく〜」
ある新聞記事
S「…をタンブラってたら長くなって/面白くなってきたのでこちらにも記録しておきます。あと、このへんとかも。さらに今後も増えるかもです」
A「いいから仕事してください」
S「ぎくっ」
新城カズマの新連載『島津戦記』冒頭をネットで無料公開するってのはどうよ?と言われたので、さっそくやってみた【追記あり】
S「というわけなので、以下にやってみました:後々いろいろ整形するかもですが、とりあえず今はこれが精一杯…」
クラリス「まあ…(万国旗を眺める)」
M「ってどこから出てきたんですかクラリスが!」
S「まあまあ。というわけで、以下草稿バージョンからのコピペです」
長篇歴史大河ロマン『島津戦記』 by新城カズマ
「いり豆をかじりつつ古今の英雄を罵倒するのは人生最上の快事である」と荻生徂徠が言ったと伝えられるが、歴史に興味を持つ者にとって、たしかにこれは楽しいことに違いない
――海音寺潮五郎
事実は、こうだ
――山田風太郎
歴史……すなわち思弁小説の一形式
――ウィリアム・ギブスン
序
――誰も彼もが、武器を帯びていた。
男たちは刀を手にしていた。女たちは短い刃を隠し持った。老いたもの、若すぎるものたちも身近に得物を求めた。石は投げれば凶器になった。油を浴びせかければ敵は退散した。竹を組み合わせた柵が道をふさぎ、泥水にみたされた堀が屋敷を囲んだ。鋤も、鍬も、銅銭さえも、いくさの前には鋳潰されて槍の穂先となった。言葉は相手を殺す呪詛と化した。文字は秘密をつくり、弱い心をまどわし、遠く離れた将を調伏した。
あらゆる取引が、いくさの中へ呑み込まれていった。海から運ぶしかない塩はもっとも貴重な兵力だった。絹や毛皮は敵対するものたちの心を動かす軍勢だった。血のつながりもまた例外ではなかった――息子は人質となって殺され、娘はかりそめの平和の証にと嫁いだまま命を絶ち、おさない子どもたちさえも恨みの連鎖を断ち切るために喉を切り裂かれた。屍は積み重ねられ、埋められ、あるいは捨て置かれた。途絶えた血筋は、その栄光もろとも、またたく間に忘れ去られた。
争うものは武士と呼ばれたが、しかし、争わずにいたのは既に死んだものだけだった。すべての土地に争いがあった。田畑をたがやすものも争った。魚をすなどるものも争った。山はいくさ場となった。川は攻め込むための道だった。野原はあちこちで踏みにじられた。村は武装し、町は焼かれ、伽藍はくりかえし崩れ落ちた。だれも護ってはくれなかった。命はどこまでも軽く、鎧と兜はひたすら重くなった。
そして皆、この殺し合いが、いつまでも続くのだと思っていた。ほんの、一握りの者たちを除いて。
S「……で、このあと第一章が始まるわけですが。本文はもうちょっと軽い文体です。あ、あと、これ編集様には無許可でやってるので、もし怒られたら早めに削除しますんで」
M「無断でやってるんですかっ!?(←怯えてあたりを見回す)」
S「まあそう焦らずに。前回もそうだったけど、こういうのは、その場のノリが一番大事なんじゃよ」
追記:
S「……とか言ってたら、こんなページが^^;」
X「うーんやはりアントンシク画伯の挿絵がつくと、ぐっと映えるなあ」
*新城カズマの新連載『島津戦記』が…
S「というわけで例のアレが連載開始したので、ネットのほうでもなんか盛り上げたいなあと思うわけですが」
M「例のって、ずいぶん前から言ってたアレですか。またツイッタで朗読/演奏するとか、都内を自転車で駆け回るとか…」
S「や、今度のやつは東京が舞台というわけでもないんで。それに朗読っていってもなあ…一人称じゃないからイマイチ…うーんどうしよう。草稿のブログ公開ってのも考えたんだけど、需要あるのかしらん」
X「いっそのこと、次号以降の展開を予想してもらうってのはどうだい。歴史モノなんだから物語の情報は(ある意味)すでに公開されてるわけだし」
S「うーむなるほど…とりあえず、どうやって盛り上げるか/遊ぶかも含めて、ツイッタのほうでいろいろ募集中です〜」
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