われら銀河をググるべきやDo We Dare Google the Galaxy?【その04】もしくは、トウィーグル時代へようこそ Welcome to the TweegleEra!


S「というわけで最近はすっかりTwitterGoogle三昧の新城です。こういう状態をTweeglingと名付けたんだけど、どうだろう?」
M「その英単語、別の意味があるんじゃなかったでしたっけ」
S「えーとどうだろう。後でググってみるわ」
M「どんだけグーグル頼りですか! それにアマゾンやウィキペディアは無視ですか。あれだけお世話になっといて」
S「いや、そこなんだよ。新城が利用してみたところ、AmazonWikipediaは言語圏ごとに分かれててちょっとだけめんどくさいんだけど、YouTubeTwitterGoogleはシームレスにつながってるんだ。これ、些細なようで決定的な違いだと思うんだけどね。つい先ほども、日本語圏のtweetをふらふら追いかけてたら、いつのまにか2時間前のカナダ某地方の交通事故にまきこまれて今まさに愛馬が二頭大変な目に遭ってます、という女性とその友達(こちらは米国在住らしい)の会話の連鎖にたどり着いちゃったりして」
M「へー。それで馬は無事だったんですか」
S「うん、なんとか病院へ運び込まれたらしい。よかったよかった。それはともかくとして、先日からの続きをば:

今回の『Google×著作権』についての素朴な疑問・裏技・妄想集:

  • コミケで売られてる同人誌は「書籍」に含まれるのか? もしも書籍ならば、「市販されている」のか「絶版」なのか?
  • 逆に、極少部数しか出版されずに非常に入手困難な書籍はどうなるのか? それらは出版された瞬間に「絶版扱い」なのだろうか?
  • ライトノベルは「児童書」に含まれるのか? その場合は、「児童書の挿絵」を描いたことにされるイラストレータも今回の和解の当事者となりえる……はたしてそのことを、日本国内の絵師さんたちは気づいているのだろうか?
  • もしも別人が著者(著作権所有者)のふりをして「私の本を削除してください」と申し出たら、はたして見抜けるのか? そもそも本人確認はどうやっておこなっているのか?
  • 米国のどこかで、ジャパニーズ・アニメ好きなおっさんや、もうすぐ日本に帰ってくる海外駐在員の家族がいて、彼らが引っ越しの際に「よければどうぞ」と近所の図書館などに日本語の書籍を大量に寄付していった場合……その中には、相当数の現代日本の小説やマンガ等が含まれているのでは?
  • はたして今年の夏コミに、『Google×著作権』を扱ったBL同人誌は出ているだろうか?

後でまた増やしていきますので、まずはこのくらいで。新しいネタを思いついた方は、ぜひコメント欄にどうぞ!」
M「何をそんなにバタバタしてるんですか」
S「いや、これから某編集者と打ち合わせなので。では行ってきまーす」


(数時間後)


S「というわけで戻ってきました。上の疑問集ですが、新城はまだ和解案の原文を読み終わってないので、もしかしたらそっちに答が書いてあるかもしれませんことをばお断りしておきます。で、ネタの追加:

  • ベルヌ条約加盟国の著作権者に支払われる60ドルだか63%(の一部)だかは、すべて米国の版権レジストリが一括管理するのか? それとも各国に『その国専用の版権レジストリ』が設立されるのか? その場合、二重国籍者はどういう扱いになるのか? 無国籍者は?
  • 今後、どこかの国がベルヌ条約から脱退したら、その国の著作権者の扱いはどうなるのか?
  • 今は除外されている定期刊行物(雑誌・機関誌など)も、そのうち集団訴訟の和解が成立したら、スキャンされるのだろうか?
  • そもそもマンガは書籍なのか、イラスト扱いなのか? アメコミは発行形態からして『定期刊行物』が大半のようだが、総集編もあるはず……それらの扱いは?
  • Googleは和解案+ベルヌ条約のコンボ技によって、諸外国での面倒な集団訴訟をまるごと回避できたことになる……これはどの時点から意図して繰り出した『決め技』だったのか? 和解案が形成されていった正確な経緯はどこかに(あるいは今後)明らかになっている/されるのだろうか?

うーん、とりあえずこんなところかな?」