プロフィールを更新してみました

S「本日はちょっとバタバタしてるので、とりあえずプロフィールに顔写真なんぞアップすることにしました。それにしても新年早々の事務所の断水、これはなんとかならんのかいな」
M「おや、そんなことになってるんですか」
S「うん、昨日の夕方から突然に。心配になってスタッフのY君と一緒に屋上の貯水タンクを見に行ったりしたんだけど、原因はまだ不明だそうだ。
大規模都市型災害も心配だけど、この手のマイクロ都市災害というかフラッシュ不都合ってのも、局所的なだけにかえって影響力が大きくて興味深い」
M「ってまた次の小説のネタにしようと考えてますね」
S「そうでもして元を取らないと、やっとれんわい。まあいいや。というわけで、プロフィールの更新を……ええとこれでいいのかな。よいしょ」



M「(画像を見て)……………………………………えーと」
S「というわけで詳細な説明はまた後ほど」




(数時間後)




S「というわけで断水は直りました。いやー助かった」
M「ってそんなことはどうでもいいですから! なんですか、この写真」
S「うん、今まで黙っててもうしわけない。実は、新城カズマというのはこういう人だったんですよ」
M「えー!」
S「正確には、三代目・新城カズマとはこういう人物である、かな。去年の春に二代目が行方不明になっちゃったんで、このたびようやく新人が襲名を」
M「それじゃここにいる新城さんは誰なんですか」
S「いや、僕は柳川房彦だから。新城カズマ柳川房彦は、実は別人なんだ。黙っててごめんね」
M「えー!」
S「そんなに驚かなくても……世間に出回ってる情報なんて、大半は幸福な誤解なのだよ、M君」
M「し、しかし……だって僕の中の新城さんって、こんな感じ↓のグウタラ小説家だとばっかり」

S「お、これはかなり二代目・新城カズマに似てるなあ。でも、むしろこんな感じのほうが」

M「って同じジョニー・デップじゃないですか!」
S「じゃあこんなのは?」

M「お、これもなかなか……って、だからそういう話じゃなくて! 誰がどう見たって嘘じゃないですか、三代目の写真」
S「だから面白いんじゃないか。相互誤解なんだよ、世の中は。というか、世間一般の人たちが、どうしてそこまで相互理解なるものに至上の価値を見いだしたがるのか、むしろそっちのほうが新城にはよく理解できないんですよね」
M「だって誤解してるよりは理解し合ってるほうが絶対いいでしょ」
S「……ほんとにそうかな?
M「え」
S「というわけで、この話題は明日以降へ続きます」
M「えー!」