ハチミツが急速に固まってゆく……

S「……ことに、さっき気がついたんですよ」
M「なんですか、いきなり」
S「いや、今年は故あって毎日1回はヨーグルトを食べることにしてるんだって話はしたよね。で、素のまんまだとさすがに飽きるので、砂糖かけたりハチミツかけたりしてるのですよ。そしたら、先日から使っていたハチミツが、昨日あたりから急に固形化して」
M「でもハチミツってそういうもんじゃないんですか」
S「新城もそれは知ってたんだよ、これまでにも逆さにし忘れて出にくくなったハチミツに苦労させられたことがあったから。でも、まさかあんなに短時間に急に固まるとは知らなかったんだ。つい一昨日まではちゃんと流れるように出てきてたんだよ! 嗚呼!」
M「(……身辺雑記を書くにも、いちいち19世紀ロマン主義的盛り上がりを探す人だなあ……)でも、そういうことならこの話題、『ヨーグルト2009』のカテゴリに入れればいいじゃないですか」
S「いや、そうはいかん。あれは『ヨーグルトを食べ忘れた時』専用なんだから。そこは絶対に譲れません!」
M「新城さんて、案外に意固地な性格なんですね」
S「凝り性と言ってもらいたい。さもなきゃ架空言語なんか創ってないですよ。あそうだ、そっちも早くこのブログに転載しなくちゃ……」
X「あれ、今日はオチが無いのか」
S「じゃあ代わりに、さっき見つけたびっくりニュースをどうぞ」


X「――日本の新聞サイトにリンクすると、3日くらいで切れちゃわないか?」
S「どきっ」





(その5分後)
X「なあ新城。さっきのびっくりニュースだけど、こんな指摘もあるみたいだぞ」
S「ほほーなるほど。いずれにしても面白くなりそうですね、これは……」
M「どうでもいいけどハチミツの話題はどこいっちゃったんですか」